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-茨城補成会-

放課後等デイサービスとは?支援内容・利用方法

放課後等デイサービスは、障害のある児童や発達に心配のある児童に対して、放課後や長期休暇中に提供される支援サービスです。子どもたちの自立や社会参加を促進し、保護者の負担軽減を図ることを目的としています。本記事では、放課後等デイサービスの基本知識から利用方法まで、詳しく解説します。
 

 

放課後等デイサービスの基本知識を理解しよう

 
放課後等デイサービスを理解するためには、その本質や対象者、役割などの基本知識を押さえておくことが大切です。ここでは、放課後等デイサービスの基礎的な情報を解説します。
 

放課後等デイサービスの本質とは?利用条件や支援内容、児童発達支援との違いとは

 
放課後等デイサービスは、障害児支援の一つであり、就学している障害児に対する放課後や長期休暇中の支援を指します。児童発達支援との違いは、主に対象となる子どもの年齢と、支援が行われる時間帯にあります。
 

放課後等デイサービスの対象者は誰?

 
放課後等デイサービスの対象は、主に小学校1年生から高校3年生までの、障害児や発達に課題のある児童です。
 

対象となる児童の特徴

身体障害、知的障害、精神障害、発達障害などがある
集団生活への適応に課題がある
コミュニケーションに難しさがある
学習面や運動面で特別な支援が必要である
 

放課後等デイサービスの役割と目的は?支援内容も解説

 
放課後等デイサービスは、障害児の健全な育成を図ることを目的とし、児童の状態に応じて必要な訓練や指導、自立に向けた支援を行います。
 

放課後等デイサービスはいつから提供されている?

放課後等デイサービスは、2012年4月に児童福祉法の改正により創設されました。それ以前は、児童デイサービスという名称で提供されていました。
 

放課後等デイサービスと児童発達支援の違いを理解する

放課後等デイサービスは就学児が対象ですが、児童発達支援は主に未就学児が対象です。また、放課後等デイサービスは放課後や長期休暇中の支援であるのに対し、児童発達支援は日中の支援が中心となります。
 

放課後等デイサービスが果たす3つの重要な役割

 
放課後等デイサービスには、大きく分けて3つの重要な役割があります。
 

子どもの利益を最優先に保護する

放課後等デイサービスでは、子どもの最善の利益を考慮し、一人ひとりの状態に合わせた適切な支援を行うことが求められます。
 

共生社会の実現に向けた支援を提供する

障害の有無に関わらず、すべての子どもが地域の中で共に育ち、生活していける社会の実現を目指します。放課後等デイサービスでは、障害児と地域社会をつなぐ役割を担っています。
 

保護者をサポートする

障害児の保護者は、子育ての負担が大きいことが少なくありません。放課後等デイサービスでは、保護者の相談に応じたり、子育てに関する情報提供を行ったりすることで、保護者の支援も行います。
 

放課後等デイサービスの支援内容とは?

 
放課後等デイサービスでは、児童の状態に応じて、さまざまな支援が行われます。
 

自立支援や日常生活の充実を目指す活動

日常生活動作の指導や、コミュニケーション能力の向上を図る活動などを通じて、自立に向けた支援を行います。
 

地域との交流を大切にする取り組み

地域の子どもたちとの交流の機会を設けたり、地域のイベントに参加したりすることで、社会性の向上を図ります。
 

創作活動や余暇の提供について

音楽、スポーツ、工作など、さまざまな創作活動や余暇活動を提供し、情緒の安定と心身のリフレッシュを図ります。
 

放課後等デイサービスで提供されるプログラムの内容

事業所によってプログラムの内容は異なりますが、生活訓練、学習指導、コミュニケーション支援、運動プログラムなどが一般的です。
 

放課後等デイサービスの利用料金について

 
放課後等デイサービスの利用料は、原則1割の自己負担となります。ただし、所得に応じて自己負担の上限額が設定されています。
 

所得に応じた負担上限月額の決定方法

市町村民税の課税状況や収入状況によって、負担上限月額が決定されます。
 

利用に必要な受給者証の提出手続き

放課後等デイサービスを利用するには、児童福祉法に基づく受給者証が必要です。申請には、障害児通所支援事業所等利用申請書や各種証明書の提出が求められます。
 

利用回数の上限について

受給者証に記載された支給量の範囲内で、利用回数が決められます。
 

放課後等デイサービスの利用手順は?

 
放課後等デイサービスの利用までには、一定の手続きが必要です。ここでは、利用までの流れを説明します。
 

1.自治体に利用の相談から始める

障害福祉課や子育て支援課など、自治体の担当窓口に相談するのが第一歩です。
 

2.施設の見学や体験を行う

実際のサービス提供の様子を見学したり、利用体験をしたりすることで、事業所の雰囲気を確かめましょう。
 

3.障害児支援利用計画案の作成手順

相談支援事業所において、障害児支援利用計画案が作成されます。
 

4.申請書類の提出方法

必要書類を揃えて、市町村に申請します。
 

5.調査プロセス

市町村の担当者が、障害の状況や家庭環境などについて調査を行います。
 

6.審査手続き

市町村審査会において、支給の要否が審査されます。
 

7.受給者証の交付手続き

支給が認められると、受給者証が交付されます。
 

8.施設との契約と利用開始

受給者証を事業所に提示し、契約を結びます。これで利用開始となります。
 

受給者証を既に所持している場合の対応方法

既に受給者証を持っている場合は、事業所と契約を結ぶことから始められます。
 

放課後等デイサービスに関するよくある疑問と回答

 
放課後等デイサービスについては、さまざまな疑問が寄せられます。代表的なものにお答えします。
 

放課後等デイサービスの目的は何ですか?

放課後等デイサービスは、障害児の自立や社会参加の促進、放課後等の居場所づくり、保護者の就労支援や一時的なレスパイトを目的としています。
 

健常児も放課後等デイサービスを利用できますか?

放課後等デイサービスは、障害児や発達に課題のある児童が対象のため、健常児は基本的に利用できません。
 

利用時間帯を教えてください

放課後等デイサービスは、平日の放課後(おおむね午後1時から6時ごろまで)と、学校の長期休業日(夏休みや冬休みなど)に利用できます。
 

まとめ

 
放課後等デイサービスは、障害児の健やかな成長と自立、社会参加を支援するための重要なサービスです。対象となるのは主に小学1年生から高校3年生までの児童で、放課後や長期休暇中に、施設において発達段階に応じた訓練や指導、交流活動などが提供されます。
利用までには一定の手続きが必要ですが、自治体の担当窓口や相談支援事業所と連携しながら、計画的に進めていくことが大切です。サービス提供の様子を事前に見学したり、体験したりすることで、子どもに合った事業所を選ぶことができるでしょう。
 
障害のある児童の放課後の過ごし方に悩む保護者も多いかと思いますが、放課後等デイサービスを上手に活用することで、子どもの可能性を広げ、豊かな育ちを支えていくことができます。ぜひ、各地域の情報を集めて、積極的に利用を検討してみてください。
 
「ひぬまきっず」は、子どもたちやその家族が必要とする様々な支援を行っております。安心して任せられる質の高いサポートをお求めの方は、是非、「ひぬまきっず」への参加をご検討ください。詳細なサービス内容、アクセス方法、お問い合わせ先については、こちらをご覧ください。こちらから直接、ご相談や見学の申し込みが可能です。
 
放課後等デイサービスを利用することで、お子様の可能性をさらに広げ、充実した放課後の時間を提供する手助けとなるでしょう。

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