放課後デイをやめるタイミング、どうやって判断したらいい?
利用終了
成長の節目
成長の節目
「そろそろ放課後デイを卒業した方がいいのかな」と考え始めたとき、多くの保護者さんが迷われます。成長を感じるからこそ生まれる悩みですよね。
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中学2年生のパパ
うちの子は最近、「友達と遊びたいから」と言って放課後デイに行きたがらなくなりました。成長したんだなと思う反面、まだ心配な面もあって迷っています。どうしたらいいのかな…
放課後デイをやめるタイミングに「正解」はありません。以下のようなサインが見られたら、卒業を考えるきっかけになるかもしれません:
- お子さん自身が「もう行かなくていい」と言い始めた
- 友達との遊びや習い事など、他の活動を優先したい気持ちが強くなった
- 最初に設定した療育目標がおおむね達成できた
- 学校生活や家庭生活が安定してきた
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児童指導員 ゆうき
放課後デイの「卒業」は、子どもの成長のステップアップです。完璧にできるようになってから卒業するのではなく、「ここからは自分でやってみよう」というチャレンジの気持ちを大切にしてあげてください。うまくいかないこともあるかもしれませんが、それも成長の一部です。必要なら再開することもできますし、相談支援は卒業後も続けられます。子どもの「やってみたい」気持ちを応援してあげましょう。
卒業を考える際のポイントをいくつか紹介します:
卒業を考えるポイント
- 段階的な減らし方:いきなり全部やめるのではなく、週5回→3回→1回と徐々に減らしていく方法も
- 長期休暇だけ利用:普段は行かず、夏休みなど長期休暇時だけ利用する形も可能
- 「卒業式」を設ける:区切りをつけることで、成長を実感し次のステップに進む自信につながります
- 再開できることを知っておく:必要があればまた利用できることを知っておくと安心です
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高校1年生のママ
中学3年生で一度卒業したんですが、高校入学後に環境変化で不安定になって、短期間だけ再開しました。「必要なときに戻れる場所」があるって、子どもにとっても親にとっても心強かったです。
お子さんの気持ちをよく聞きながら、無理のないペースで考えていきましょう。迷ったときは、ぜひスタッフに相談してください。お子さんの成長を一番近くで見ているスタッフからの視点も参考になると思います。