
茨城補成会で大活躍中の男性職員の皆さんに茨城補成会で
大活躍中の男性職員の皆さんに
“本音”で語り合っていただきました
座談会参加メンバー
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はたらくガッツ村 入社4年目 チームリーダー齋藤 祐輝
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ひぬまきっず 入社6年目 チーフ川又 亮介
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涸沼学園 入社3年目 チーフ宮部 貴宏
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調理員 入社3年目中窪 俊行
茨城補成会 男子会!?
茨城補成会の男女比率は1:2と男性職員が少ない職場です。
そんな中でも元気にお仕事を頑張っている男性職員代表4名に、
キャリアのことや福祉の未来、プライベートのことまで自由に語り合ってもらいました。

茨城補成会にはこんな仲間たちがいます

福祉業界を選んだきっかけ
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川又さん
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もともと福祉系の学科ではなく、児童教育や幼児保育を専攻していました。でも、授業や実習で障害児施設や成人の入所施設に行く機会があり、自然と福祉に触れることが増えました。そうした経験が、福祉業界を目指すきっかけになったと思います。
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齋藤さん
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僕も最初は福祉に興味があったわけではなく、大学もスポーツが目的で選びました。でも、現場実習で就労支援の施設に行ったとき、利用者さんが生き生きと働く姿を見て、考えが変わりました。市役所の実習も経験しましたが、現場の方が自分に合っていると感じ、福祉の道に進むことを決めました。
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宮部さん
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僕は最初、保育士として働いていました。でも、クラスにいる発達の特性を持つ子どもに十分に寄り添えず、『もっと適切な支援ができたら…』と悩んでいました。退職後、福祉について学べば、もっと良い対応ができるのではと考えるようになり、障害者支援に興味を持ちました。もともとは児童養護施設で働きたいと思っていましたが、自分も高校時代に母を亡くしていて、だから家庭環境に悩む子どもたちの支えになりたいという思いもありました。今は障害児支援を通じて学ぶことが多く、日々やりがいを感じています。
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中窪さん
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僕は最初、福祉を志したわけではなく、知人の紹介で『働く場所があるならやってみよう』くらいの気持ちで入りました。でも、働きながら研修を受けたり現場を見たりするうちに、福祉の奥深さを知りました。『福祉ってこういう仕組みで人を支えているのか』と理解が深まり、3年経った今は『福祉で働けるってすごくいいな』と思うようになりました。料理の経験を活かして、福祉業界で何ができるかを考えながら、今後も続けていきたいです。
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齋藤さん
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茨城補成会は研修制度が充実しているので、福祉を学んできた人だけでなく、中窪さんのように異業種から転職した人も安心して学べる環境がありますよね。中途採用の人が資格取得に挑戦することも多いし、学べる機会が多いのは大きな強みです。何がきっかけになるか分からないし、人生何があるか分からないからこそ、こうした環境があるのは良いことですよね。

福祉の気になる給与事情
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齋藤さん
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福祉業界って『大変そう』『給料が低い』って思われがちですが、実際のところどうでしょうか?これから家族を持つ人や、すでに家族がいる人にとって、収入って大事なポイントですよね。福祉業界に飛び込むとき、給与について何か考えていましたか?
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川又さん
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正直、福祉業界の給与がすごく高いとは思っていませんでした。でも、生活には十分な額は稼げるんじゃないかと考えていましたね。実際、僕の兄弟も福祉業界で働いていて、その姿を見て『まあ、大丈夫かな』と。今は一人暮らしですが、特に困ることなく生活できています。ただ、今年は友人の結婚式に5回出席して、さらに2回控えているので、さすがに出費が痛いです(笑)。
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齋藤さん
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それはキツいね(笑)。27歳って、ちょうどそういう時期だよね。僕も実習先の職員さんに『福祉の給与って実際どうなんですか?』って聞いたことがあります。第一印象は『これだと続けられないかも』でした。でも、会社や法人によって違うし、地域ごとに給与水準も違う。僕は福島県出身ですが、茨城に引っ越したら収入が増えて、『引っ越してきてよかった!』って思いましたね。
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宮部さん
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僕も前職は保育士だったんですが、正直、給料は厳しかったですね。福祉業界に転職してもあまり変わらないだろうと思っていましたが、実際に働いてみると、思った以上に稼げるんだなと感じました。お金に困らない生活って、こんなに安心感があるんだなって実感しています。
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中窪さん
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いや、全然思ってなかったです(笑)。前職がブライダル業界で、東京基準の給与だったので、それなりに高かったんですが、労働時間がめちゃくちゃ長くて…。10年間働いて、『お金よりも働きやすさを重視しよう』と思いました。それで茨城補成会に転職しましたが、思ったよりもちゃんといただいてるな、と感じています。

福祉の未来
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齋藤さん
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実際に働いてみると、良いところもたくさん見えてくるし、改善すべき点もありますよね。そこで、皆さんに聞きたいんですが、今の福祉業界に足りないものや、茨城補成会に取り入れたいことって何かありますか?
僕としては、人材育成や人材確保が大きな課題かなと感じています。福祉って、「大変そう」とか「しんどい仕事」っていうイメージが強いですけど、実際には楽しいし、やりがいもあるんですよね。だから、これから福祉業界を目指す人や、今働いている職員に「福祉って楽しいんだよ!」って伝えていきたいです。働きながら、それを発信していくことも、先輩職員としての役目だと思っています。
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川又さん
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僕も同じ意見ですね。やっぱり福祉って、どうしても暗いイメージを持たれがちですけど、実際はそんなことないですよね。むしろすごく楽しいし、やりがいもある。でも、それを知らない人にどう伝えていくかが大事だと思います。茨城補成会では夏祭りなどのイベントをやっていますが、もっと外部とつながる機会を増やせたらいいなと思いますね。あとは、「ここではどんな人が働いていて、どんな支援をしているのか」を外部の人に知ってもらうために、SNSの活用ももっと進めたいです。InstagramやXを使って発信すれば、「福祉業界って意外と明るくて楽しいんだな」って思ってもらえるんじゃないかなと。そういう発信がきっかけで、福祉業界に興味を持ってくれる人が増えたらいいなと思っています。
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齋藤さん
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そうですね。宮部くん、そのあたりのSNS運用って、涸沼学園では実際にやっていたりする?
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宮部さん
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そうですね。行事がある時に、「子どもたちがこういうことをしました」「職員がこんな物を作って行事の準備をしました」といった内容をInstagramに投稿しています。その際、文章も自分で考えて発信していますね。
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齋藤さん
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そういう取り組み、大事ですよね。障害児支援や障害者支援に関わる人たちにとって、発信することってすごく意味があると思います。知らない人にとっては「こんな世界があるんだ」と知るきっかけになるし、すでに関心を持っている人にも「こういう取り組みをしているんだな」と具体的に伝えられますよね。福祉の魅力を楽しく発信できるのは、とても価値のあることだと思います。

それぞれのキャリア形成
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齋藤さん
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中窪さんは先ほど「茨城補成会の研修を通じて福祉業界を知った」と話していましたよね。それぞれのバックグラウンドに合ったキャリアパスって、やっぱりありますよね。自分の場合は、前職からすでに福祉分野で障害者支援をしていたので、そこを考慮したキャリアパスが用意されていました。入職時に、キャリアに沿った研修を受けられることで、安心して仕事に取り組めるのはすごくいいですよね。宮部くんは、そのあたりどう思いますか?
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宮部さん
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自分は、もともと保育士として働いていましたが、営業的な仕事もしていました。ただ、前職では研修というものがほとんどなくて…。茨城補成会に入ってから内部や外部の研修を受けるようになって、「ああ、こういうことだったのか」と気づくことが多かったですね。知らなかったことを学べる場があるのはありがたいし、そのおかげで仕事がしやすくなりました。
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齋藤さん
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なるほどね。川又くんはどう?この中で一番、勤続年数が長いよね。
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川又さん
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そうですね。6年目になるので、この中では一番長いですね。でも、社会人歴で見ると、自分だけが新卒入職なんです。だから、社会人としてのマナーや、利用者支援のホスピタリティについても、丁寧に学ぶことができました。それに、キャリアパスも「自分ひとりで考える」わけじゃなくて、上司と一緒に考えながらアドバイスをもらえるのがすごく助かります。目標を立てたら、それで終わりではなく、定期的に「今の目標に対してどのくらい進めているのか」を上司と確認しながら進めていけるので、自分の成長を実感しやすいのがいいですね。
6年目になって利用者の表現活動のプロジェクトリーダーも任せてもらえるようになりました。事業所を超えてチームを組んでのプロジェクトは初めてですが、サポートしてくれる上司がいるので、のびのびと活動することができています。

ワークライフバランスって大事
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齋藤さん
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茨城補成会には熱意のある職員が多いですが、だからこそワークライフバランスを取れるのか最初は不安でした。福祉の仕事は現場業務だけでなく、書類仕事なども多いです。でも、ここではチームで連携し、仕事が偏らないように役割分担がしっかりしているので、バランスを取りやすいと感じています。川又くんはどう?
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川又さん
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そうですね。自分も仕事とプライベートを両立できています。仕事後にバレーボールをしに土浦まで行っていたこともありましたし、今は水戸周辺で続けています。希望休や有休も取りやすく、ライブや大会にも参加できているので、充実していますね。
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齋藤さん
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中窪さんは家族がいるので、バランスの取り方も違いますよね?
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中窪さん
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そうですね。転職の理由が『家族との時間を増やしたい』だったので、今は本当に良い環境です。前職は飲食業界で長時間労働が当たり前でしたが、今は遅くても19時半には退勤し、家族と夕飯を食べたり会話する時間が取れています。転職して生活が大きく変わりましたね。
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宮部さん
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自分もワークライフバランスを意識しながら働いていますが、つい全力で頑張りすぎてしまうことがあります。以前、体調を崩した時に上司が『大丈夫?ちゃんと休みなよ』と声をかけてくれて、ちゃんと職員を見てくれている職場なんだなと実感しました。『休む時は休む』という意識が根付いているので、無理しすぎず働ける環境だと感じています。

おいでよ茨城補成会
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齋藤さん
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どこの事業所もそうですが、福祉業界は女性職員の割合が高いですよね。厨房や介助など、力仕事が必要な場面も多いので、男性職員がもっと増えると助かります。宮部くんのところはどうですか?
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宮部さん
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そうですね。力仕事は自然と男性が担当することが多いですし、同性介助の関係でも男性職員が足りないと困ることがあります。それに、子どもたちと全力で遊べる“お兄さんポジション”の職員も必要ですね(笑)。
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川又さん
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男性同士で気軽に話せるのもいいですよね。最近はメンズメイクとか美容の話でも盛り上がりますし(笑)。
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中窪さん
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こういう会話ができるのも、男性職員ならでは。もっと増えてくれたら、より働きやすい環境になると思います。
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齋藤さん
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それでは皆さん、今日はありがとうございました!最後に、一人ずつ就活をしている方へメッセージをお願いします。じゃあまずは僕から!
先輩後輩関係なく、部署も関係なく、会えば楽しく会話ができる職場です。福祉の知識がある人はもちろん、少しでも「福祉って面白そう」と思った方は、ぜひ一緒に働いてみませんか?きっと楽しく働けると思いますよ!
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川又さん
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福祉業界って、人の生活や心に直接寄り添える、すごくやりがいのある仕事です。利用者さんの笑顔や感謝の言葉が、自分の成長や生きがいにもつながる。もし、「どの業界に就職しようかな?」って迷っている人がいたら、ぜひ福祉の仕事を選択肢に入れてみてください!みなさんの優しさや思いやりが、たくさんの利用者さんの支えになります。一緒に楽しく働けるのを楽しみにしています!
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中窪さん
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自分はホテル、カフェ、ブライダルなど、いろんなジャンルの料理をやってきました。でも、福祉の料理って、すごく楽しいんですよ!幼児から成人まで、幅広い年代の人に提供する料理だからこそ、一つひとつの作業や工夫が大切になります。例えば、野菜のカットの仕方ひとつで、食べやすさや美味しさが変わる。そんな小さな工夫の積み重ねが、誰かの「美味しい!」につながるんです。ここでは、福祉の料理を学びながら、料理人としても成長できる環境があります。「料理を通じて誰かを笑顔にしたい」って思う人に、ぜひ来てもらいたいですね!
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宮部さん
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これまでの経験から、「働きやすい職場って何だろう?」と考えたとき、やっぱり一番は「人間関係」だと思うんです。茨城補成会は、上司や先輩がすごく話しやすくて、気さくな人が多いので、働きやすい環境が整っています。「ありのままの自分で」ってわけにはいかないかもしれませんが、一人ひとりをしっかり見てくれて、適した仕事を任せてくれる職場です。未経験の方でも安心して働けると思います!ぜひ一緒に働きましょう!お待ちしています!
齋藤さん
今日はお忙しい中、ありがとうございます!茨城補成会男子会ということで、男性職員が少ない中で頑張る4人が、リアルな声をお届けします。よろしくお願いします!
参加者
よろしくお願いします!
齋藤さん
このメンバーは夏祭りのホセイジャーですね(笑)。レッド、グリーン、イエロー、敵役もいましたけど。普段顔を合わせる機会はあっても、じっくり話すことは少ないので楽しみです!
では、自己紹介も兼ねて、茨城補成会を選んだ理由を聞かせてください。まずは僕から。
はたらくガッツ村に所属し、今年で4年目です。以前も福祉施設で働いていましたが、閉ざされた空間というイメージが強かったんです。でも、茨城補成会は『まちをつくる』という理念を掲げていて、外部とのつながりを大切にしている。ここでなら外部発信の仕事に挑戦できるし、自分も成長できると感じ、入職を決めました。
川又さん
ひぬまきっずに所属して6年目です。大学時代に実習で涸沼学園や石崎学園に行ったことがきっかけです。実習前は福祉施設って暗いイメージがありましたが、実際は利用者さんも職員も生き生きしていて、ここなら楽しく働けると思いました。また、福祉施設は閉鎖的になりがちですが、『まちをつくる』という理念に共感し、地域とつながる福祉に魅力を感じて入職しました。
宮部さん
涸沼学園に所属して3年目です。転職活動中に『ホワイト企業紹介』の記事で茨城補成会を知り、興味を持って見学に行きました。職員の皆さんの雰囲気がすごく良くて、利用者さんも笑顔が多い。ここなら自分も楽しく働けそうだと思い、入職を決めました。
中窪さん
厨房の調理員として3年目です。もともと九州出身で、妻の実家がある茨城町に引っ越してきたタイミングで転職を考えていました。そのとき、義父から『茨城補成会で事業拡大するから、調理の仕事どうだ?』と勧められました。調べると、幼児から成人まで幅広い人に食事を提供する施設で、自分の経験を活かせると思いました。福祉は未経験でしたが、法人の理念に共感し、料理で誰かを笑顔にしたいと思って入職しました。