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インタビュー

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児童からの感謝の手紙に感動。
今でも私の原動力になっています。

石崎学園

児童指導員・チーフ大内美奈子

2014年中途入職/小学校教諭1種免許/
幼稚園教諭2種免許/特別支援学校教諭

Q.所属している事業所について

石崎学園は、茨城補成会の運営する児童養護施設です。児童養護施設とは、様々な事情から家庭で暮らすことが難しい子どもたちが入居して生活をする場所です。現在概ね3歳〜18歳までの36名が在籍しています。

私の所属する「地域小規模シェアルフレ」は、茨城町にある本体施設から離れ、水戸市に建てられた小舎制の建物です。定員が6名と少ないため、家庭的な雰囲気を大切にし、地域との関わりの中で個に応じた支援をしています。

Q.あなたの業務を教えてください。

諸々の家事全般をはじめ、学校との連携、病院の付き添いなど、児童の親代わりに何でもやります。それに加えて遊んだり、お出かけや計画したイベントを実行するなど、一緒に楽しむ時間も作ります。

時には進路を考えたり、悩みごとを聞くといった心理的なサポートも。一人一人の性格やニーズに合わせています。将来自立するときの基盤を培えるよう、日々の生活を通して支援するのが私たちの仕事です。

卒園間近の子を担当することが多く、卒園後にお家を訪ねるなどアフターケアもします。つい先日も自衛隊に入った20歳の子から式典の招待を受けて参加してきました。立派になった姿を見ると力になるし、頑張ろうと思えます。

Q.茨城補成会を選んだ理由を
教えてください。

以前は特別支援学校で講師をしていました。生徒と関係を築けても1年ごとのクラス替えで担任が変わるのに対し、児童養護施設は最長で15年間関われることを知り、長い目で見守れるところに魅かれました。

結婚したタイミングで転職を考えていたとき、石崎学園の求人募集を見つけた日に偶然知人から紹介されました。運命の出会いだったと感じています。児童養護施設の仕事は初めてでしたが、とにかく飛び込んでみようと入職しました。

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Q.入職後最も成長を感じた経験はありますか?

児童が中学卒業時に恒例行事で手紙を書いてくれます。ある児童から名指しで感謝が綴られていると知ったときは、喜びとともに自身の成長を感じさせてもらえました。

その児童は担当したこともなく、厳しく注意したことがあったので、関係性があまり良くないとさえ思っていました。心から嬉しかったです。その手紙は今でも私の原動力になっていて、落ち込んだり壁にぶつかったときは、読み返して力をもらっています。

Q.今、挑戦していることはありますか?

地域小規模部に異動後、ルール改定を提案し、外出や門限、習い事、友達を招待することなどの制限を緩和しました。というのも「より家庭的な支援」をスローガンとして掲げているのに、集団生活ならではの厳しいルールがあったからです。

大切なのは、やりたいことは頭ごなしに否定しないこと。できるかどうかきちんと検討して、なるべく柔軟に対応しています。

Q.現在子育て中の大内さん。仕事との両立で気づくことや支援に
役立ったことはありますか?

以前は「やるといったらやる」「ダメなものはダメ」「みんな一緒」と、窮屈な考え方でした。子育てを経て、子どもは一人一人性格が異なり、その時々の気分がある。「みんな違ってみんないい」という当たり前のことに気づかされました。

今は「個を大切に」「おおらかに」「褒める」をモットーに支援をしています。

Q.自身の子育てへの影響は?

子育てにそれほど不安はありませんでした。子どもがいる生活がどんなものか想像できていたからです。

産休・育休中は、1日でも早く仕事に復帰したい気持ちでいっぱいでした。会社からは時短を勧めてもらいましたが、フルタイムで働き、その代わりに遅番・夜勤免除でお願いしました。産休を経験した先輩をはじめ周囲の理解があり、温かく受け入れてくれました。

Q.法人理念は「まちをつくる」ですが、
あなたが描く「まち」はなんですか?

昔ながらの下町のような温かい「まち」です。それぞれが輝き、支え合い、時には一体となって地域を盛り上げていく。そんな「まち」になれば素敵だと思います。

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Q.あなたにとって茨城補成会とは?

以前の私は「こんなことを言ったら嫌われるかもしれない」と、人前で意見を言うことに臆病になっていました。ところが先輩に「言葉にしないと伝わらないよ」とアドバイスされてからは、少しずつ思ったことを口に出せるように…。会社もそれを否定せず、真摯に向き合ってくれます。

こうした土壌があったからこそ、自分も知らない自分を開花させることができたのだと思います。茨城補成会は「自分を成長させてくれる場所」ですね。

Q.学生時代頑張ったこと

高校時代はバンドを組んでいました。当時流行っていたGO!GO!7188というバンドのコピーがメインで、彼女たちにならって私はツインボーカルの一人でした。そのほか、ボランティア活動にも励みました。

Q.休日の過ごし方

ほぼ家族で出かけています。キャンプや温泉など、自然の中でリフレッシュすることが多いです。子どもが4歳になったので、小学校に入る前に引っ越しを考えています。それに伴って断捨離を始めようとしているところです。

1日のスケジュール<日勤>

  • 09:00本体施設へ出勤(引継ぎ参加)
  • 09:30地域小規模へ移動
  • 12:00昼食準備(調理等)
  • 15:00帰園対応
    (宿題、手紙確認、洗濯等)
  • 17:00夕食準備
  • 18:00本体施設に寄ってから退勤

就活中の皆さんへ

福祉はやればやるほど奥が深くて面白いです。
少しでも興味を持っていただけたなら、一度体験にいらしてみてはいかがでしょうか。

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